2次OB山行紀行
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第21回OB山行（蕨山）報告 | |
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山行委員長 小野（34期） 〔 〔参加者〕吉野（2） 谷上（4） 佐木（8）鈴木（9） | |
今年は東京でも何度か雪が降り、２月の半ばという最も寒い時期に、山に行きたいという人がどれだけいるのだろかと不安がありましたが、さすがはYWVOB会です。11名が飯能は名郷のバス停に集まりました。ドタ参あり、初参加あり、賑やかな開会式の後、早速歩き始めました。この日はすっきりとした冬晴でしたが、ちょうど一週間前に降った雪がどの位残っているか心配でした。最初の林道から雪があり、山道に入るとかなりの残雪。歩き始めて30分で、アイゼン装着のレストとなりました。 |
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山行案内で「防寒対策はしっかりと。念のためアイゼンの準備を」と書いていたことを、皆さんしっかりと守ってくださっていました。書いた本人が忘れて、お借りすることに。雪道では、滑り止めがあるのと無いのとで歩きやすさはまったく違いました。山をなめてはいけません。装備は万全に。（反省） 尾根に出ると、遠く新宿の高層ビルまで望めました。 蕨山はかわいい名前の低山ですが、この登りはかなり急です。雪も多いところでは30�僂曚廟僂發辰討い燭任靴腓Δ�。直登の正規ルートをそれて、歩きやすいところに足跡がついている箇所もありました。澄んだ空気と良い景色、足元は白い雪。どこか遠くの雪山に来たようで嬉しくなりました。 出発から約3時間で山頂に到着。最高点（1044m）は少し離れたところにあり、見晴らしの良い展望台（1033m）に蕨山の標識があります。遠くに雪を被った日光の山々まで見ることができました。奥多摩、丹沢方面も雪混じりでとてもきれいでした。この気持ちの良いピークで昼食と記念撮影。下山路に付くと、すぐに雪の急坂がありました。大先輩であるOB諸兄が、ルート脇の踏み跡の無い雪の上を子供のように駆け下りていたのが印象的でした。足跡の付いていないまっさらな雪の上を歩きたい好奇心は、年齢を問いませんね。 その後は小ピークを越えながら、長く緩やかなコース。右下に名栗湖の緑の湖面が見え、金比羅神社跡でお世話になったアイゼンをはずしました。さらに下って、下山地さわらびの湯のバス停に到着。ここで閉会式となりました。 さわらびの湯に浸かって疲れをとりました。その後数名はすぐ近くにあるという18期向井さんの山荘に招かれ、アフター登山を楽しまれたようです。 湯を出ると冬の穏やかな夕暮れで、一日雪の上を歩いてきたことが夢のようでした。 | |
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