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2次OB山行紀行

 

 

第18回OB山行(矢倉岳)報告

日 程:2008517(土) 

参加者:嘉納(1) 吉田(1) 吉野(2) 腰塚(3) 谷上(4) 小林(7) 鈴木博子(7松本(7) 松本(8) 佐木(8) 鈴木弥栄男(9) 山本(10) 山本夫人(部外)山本友人(部外) 榎本(12) 小口(14) 山下(17) 小野(34

         敬称略・()内数字は期

 

新緑の5月の土曜日、笠取山に登ってまいりました。笠取山は多摩川の源流で最初の一滴がここから始まるという山です。でも地味な山容とアプローチの不便さのためかややマイナーであり、OB山行としてはそれがかえって良かったのか、18名という大所帯での山歩きとなりました。

電車組とマイカーでのお迎え組は9時に塩山駅に集合。この時点ではよく晴れて爽やかなお天気だったのですが、登山口である作場平橋に着いたころには怪しい雲行きに・・・。

直接登山口に来た方々と合流し、開会式を行い、気を取り直して10時過ぎに歩き始めました。時々雨粒を感じながらも、歩きやすい山道を進み、程無く笠取小屋に到着。立派な山小屋の前は広場になっており、ここで昼食にしました。山桜が咲いていて良いお花見ができました。今回初参加の鈴木博子さんは、現役時代以来の登山とのことでしたが誰よりも重い荷物で来られ、ここで皆にたくさんの差し入れを振舞ってくださいました。おいしいお稲荷さんとサクランボ、ご馳走様でした。

30分の休憩後再出発。景色が開け、まもなく小さな分水嶺がありました。ここに落ちた雨水は、多摩川、荒川、富士川のいずれかに分かれていくそうです。さらに少し歩くと頂上に向かう急登が見えてきました。山の上に山があるようにきれいな円錐が目の前にあり、標高差約100mの急勾配にため息が出ました。ゆっくりゆっくり進んで登りきったところが山頂かと思いきや、さらに進んだ狭いところが本当の山頂でした。狭いので数人ずつ記念撮影をしました。少し下って分岐から水干神社までピストン。多摩川の最初の一滴を祀っているそうですが、その一滴は確認できず。実際にはそこからさらに下った水場がそれのようです。そこからは下山の一路。何だか眠くなるようななだらかな下りでした。晴男・晴女と雨男・雨女の攻防が続いていましたが、下山中に雨脚が強くなり、観念して雨具を着けた頃には雷まで鳴り始めました。

やはりここは水の神様の山。水の大切さを思う山行に雨は必要だったのだと雨女は思います。最後に車道を歩き、15時半に作場平橋に戻ってきました。閉会の後、大菩薩の湯に寄った頃には珍しい天気雨が降っていました。

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