第15回OB山行(大菩薩)報告
OB山行委員長 小野(34期)
〔
〔参加者〕嘉納(1)、吉野[2]、谷上[4]、小林[7]、松本(弘)[7]、松本(真)[8]、
安藤[11]、榎本[12]、小口[14]、山下[17]、小野[34] (計13名・敬称略・[ ]内数字は期
去る12月10日の土曜日、日
本百名山の一つ大菩薩嶺に登ってまいりました。山には数日前に降った雪がかなり残っていて、予想もしない雪山歩きを楽しみました。朝9時塩山駅に13名が集合。10期下村さんがOB山行初参加です。少し寒いけれどお天気は上々マイカーに分乗して登山口へ。
但し先の林道も凍結しているかもしれないとのことで、途中、営業前の大菩薩の湯に駐車させてもらい、雪道仕様の谷上さんと小林さんの車に皆乗り込んで上日川峠へ。
高度が増していくと、辺りはすっかり雪景色になりました。車を降りて開会式。そこで嬉しいプレゼント。下村さんからあったか〜いお汁粉、安藤さんからかわいいキャンディーの詰め合わせの差し入れです。本当においしかった!ありがとうございました。食いしん坊の私はそこですっかり満足したのですが、「そこに山があるから」やはり登らなければと支度をして(嘉納さんは立派なアイゼンを装着されました)10時から登り始めました。並んでザクザクと雪の上を歩いて行きました。とても気持ちが良い。
福ちゃん荘まで来て、山下さんが足を痛めているとのことで別コースを行くことにされました。自分の体調に合わせて無理をしないのは大事ですね。きっとそちらのコースも素敵な山歩きだったでしょう。私たちは唐松尾根を登って大菩薩嶺を目指しました。雪の白と空の青が何とも美しく、幸せな気持ちになりました。振り返ると富士山と大菩薩湖の雄大な景色が。この日の富士はシルエットのように黒っぽく浮かび上がって見えました。横にもくもく雲をなびかせ、パーマをかけたようでした。少し汗ばみながら雷岩まで登りつめると、そこは冷たい風が吹きさらしで、じっとしていられない寒さでした。すぐに大菩薩嶺の頂をピストンして先を急ぐことにしました。
頂上は木々に囲まれて展望が無く、狭くて意外な程地味ですが、やはり恒例の記念撮影。そこからは寒さとの闘いでした。富士山を横目で見ながら早歩き。ちょうど12時に賽の河原の避難小屋に逃げ込んで昼食となりました。きれいな景色を楽しみたいのに寒さには勝てない。人間ってやっぱり自分を守ることが第一なんだなぁと、なぜかせつない気持ちになったりして。
熊沢山という小ピークを越える日陰の道はまさに雪山。予想外の急登で皆少々無口になりました。石丸峠は熊笹が一面に広がる気持ちの良い場所でした。そこからまた登ったり下ったりしながら上日川峠へと戻りました。途中、「こっちの林道を行ったほうが近いのではないか。」「何で最後に登りがあるのだ。」などと賑やかなブーイングもありましたね。
皆様お疲れ様でした。楽しく貴重な山歩きでした。車を停めた大菩薩の湯にゆっくりと浸かり、帰路につきました。
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