OB山行委員長 小野 (34期)
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〔参加者〕嘉納[1]、藤岡[1]、吉野[2]、北見[2]、白井[3]、腰塚[3]、塩谷[3]、吉村[3]、谷上[4]、原[4]、郡司[4]、大黒[4]、竹内[4]、永田(明) [4]、永田(多) [4]、松本[6]、古庄[6]、岡田(光)[6]、岡田(美)[6]、岡田令嬢、林[7]、古宮[7]、久保木[7]、小林[7]、八島[7]、今井[7]、小木曽[7]、田中[8](山行幹事)、早坂[8]、松本[8]、日渡[9]、安藤[11]、榎本[12]、小口[14]、狩野[14]、大倉[狩野友人]、中島[15]、小浜[17]、白須[17]、山口[18]、植草(慶)[18]、植草(美)[18]、笹倉[30]、藤田[30]、小野[34](計45名・敬称略・[ ]内数字は期)
11回目のOB山行は第63回シニアOB月例山行の企画にのせていただいて開催しました。前日夜に貸切バスで出発して朝早くから磐梯山に登る企画です。金曜日の夜11時、東京駅前から出発。仕事帰りに大きな荷物を抱えて参加された方々もあり、7期服部さんはお忙しいところお見送りに来てくださいました。ほぼ満席の大型貸切バスの中は子供の頃の遠足を思い出しました。早めについたSAで夜が明けるまで仮眠。男性には座席がやや狭かったようで、バスの床やSA内のベンチで眠った方もいたようです。
八方台登山口で朝食、開会式の後6時30分から歩き始めました。山行幹事の田中さんが予め大所帯を3つに隊分けしてくださっていました。行動しやすさやほかの登山者への配慮もさることながら、それぞれ隊のカラーがあって楽しめました。中の湯跡では硫黄の香りにつつまれ、弘法清水では豊富でおいしい水を飲みました。晴れ間を期待しましたが、次第に霧がたちこめ辺りは一面真っ白に。幻想的に美しい白さの中、ゆっくりと頂を目指しました。何故磐梯山は宝の山なんだろう・・・考えながら歩いていたら木の枝に頭をぶつけて笑われました。頂上でも景色は望めず、有名な大パノラマを胸に描きながら隊ごとに記念撮影。寒さのため早々に引き上げましたが、下っていく間に少しずつ暖かくなり青空が見えてきました。10時40分沼の平で昼食休憩。談笑していると雲が流れていきアザミの咲く湿原と磐梯山頂の勇姿が見えてきました。100余年前の噴火を想像させる様相で、さすが百名山の貫禄。完全に姿を出すまで、もう少しもう少しと長居をしてしまう美しさでした。後ろ髪をひかれながら下山地へ。眼下には大きな猪苗代湖と会津の町が望め、振り
返ると先ほどの厳しい姿とはうって変わってこんもりと穏やかな磐梯山頂が見られました。最後のゲレンデ道は40数人が一列に見えるほどゆるやかに長く続き、その後の筋肉痛を予感させました。じんわり汗をかきながら下りていきましたが、パラグライダーが浮かぶ空は高く、ススキ野原を渡る風はもう秋のものでした。
1時15分に下山地猪苗代登山口に到着。温泉にゆっくりつかった後、再びバスに乗り込み帰路につきました。帰りも順調で予定通り午後7時半には東京駅に着き、解散となりました。
貸切バスの旅は賑やかで楽しいものでしたし、なんといっても7000円ポッキリ(!)で磐梯山まで往復できて温泉までついてくるのですから、たいへんお得な山行でした。 夜行だと時間に余裕があるのも良い点でした。早朝に山歩きができるのは幸せですし、ピークに朝9時に立てるとはワンデーハイクでは考えられないことです。幹事の方は下見やお手配が大変だったと思います。ありがとうございました。皆様お疲れ様でした。
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