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2次OB山行紀行

第25回OB山行(皇海山)報告

日程2009516(土)

参加者:嘉納、吉田(1)、吉野(2)、腰塚(3)、谷上(4)、小林、林(7)、松本、早坂、佐木(8)、下村(10)、安藤(11)、榎本(12)、狩野、小口(14)、山下、小浜(17)、山口(18)、安武、水田(20)、小野(34         21

 

昔は足尾の庚申山経由で山中泊しないと登れなかった皇海山。『颯爽と峰頭をもたげ、一気に下の沢まで落ちている姿は思わず脱帽したいほど気品をそなえていた』と百名山に数えられている。筆者は30年ほど前の現役時代、5月の残雪期に山中3泊の行程で足尾から皇海山に登り、日光中禅寺湖に下りた経験がある。

その時の山行については今回も同行した17期山下氏に「これまで山でバテたことが2回あるがその中の1回」と言わしめる山行であった。まさに『皇海山は今なお静寂の中にある』雰囲気が色濃く残り、踏み跡も定かではなく道に迷い山中で逢った登山者は皆無であったと記憶している。

それが今、栗原川林道の開通により日帰り登山が可能な山となった。しかし、今にも崖崩れが起きそうな悪路で名高い林道20km1時間の緊張するドライブ、運転手の皆様にはお疲れ様であった。

何年か前、皇太子殿下がこのルートを使って皇海山の登山を楽しまれたそうで、その折、林道や登山口である皇海橋のトイレ、駐車スペースも整備されたそうな。登山道も十分わかりやすく今時は百名山ツアーで登る人も多いらしい。隔世の感、これあり。

集合は8時半に関越沼田ICから10分ほどの道の駅「白沢」。ここは下山後お楽しみの温泉施設「望郷の湯」が併設されている。今回の初参加は、久しぶりの20期代、安武、水田の両氏。それぞれ住まいが那須塩原、高崎と地の利を生かした参加であったが明るいキャラに山行の雰囲気もさらに弾んだ。登山が久しぶりとのことだったが、これを機会に登山靴を購入するとの入れ込み。今後の常連化に期待するとともに、これを契機に20期代の参加の輪を広げていただきたい。

皇海橋で自己紹介を済ませ1010分登山開始樹林帯を少し登ってから不動沢の沢筋を詰めていく。1時間半ほどかけて最後の急傾斜を登ると不動沢のコルに出る。ここから観る鋸山の険しい山容が素晴らしい。その後、稜線上の植生豊かな森の道で高度を稼いでいく。1240分、皇海山の山頂(2144m)は木々に囲まれておりガスも出てきて眺望は今一といったところ。ここで昼食休憩。恒例の谷上専属カメラマンによる記念写真。いつもの軽妙なやりとりに皆が沸いた。1320分、帰路は今来た道をそのまま戻る。急登のあとは急降下と相場は決まっていて、そこはベテランの用心深さで全員無事1540分下山した。

その後三々五々、温泉組と直帰組に分かれて次回第26OB山行、荒船山での再会を期した。

歩行距離約7.2km、高低差 約800m、所要時間5時間30分(休憩含む)

 

(写真提供 

谷上氏)

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