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2次OB山行紀行

 

                         10OB山行の報告(御正体山)

                                             OB山行委員長 小野 (34期)


 〔日程〕  2004515()

 〔参加者〕 吉田(輝)[1]、吉野[2]、小林[7]、山本(陽)[10]、榎本[12]、狩野[14]中島[15]、小浜[17]、白須[17]、笹倉[30]、松尾[33]、田村[34]小野[34] (計13名・敬称略・[ ]内数字は期)

 

 記念すべき10回目のOB山行として、去る5

15日 200名山の一つ御正体山に行ってまいりました。なぜか悪天候の確立が高いOB山行ですが、この日は風薫る爽やかな好天で、まさに絶好の登山日和でした。総勢13名。楽しい山歩きができました。山本さん、中島さんは千葉から始発電車でお越しくださいましたし、松尾さんは33期の正部員が不参加であっても参加してくださいました。有難いことです!道坂トンネル横の集合場所には電車参加組と合流しながら数台のマイカーで乗りつけましたが、途中道に迷う車あり、買い物によってしまう車あり。携帯電話での連絡が威力を発揮していました。大勢の待ち合わせには本当に便利なものですね、と未だ携帯不所持の私は思ったのでした。

 

 

 開会式の後、915分に登り始めました。始めに急登が待ち構えていましたが、それを過ぎるとゆるやかな上り下りが続く快適な山道です。何より緑が美しく、緑の山の懐に入っていく感覚でした。ブナやらミズナラやら多くの樹木があり自然林として保護しているとの看板を目にしました。私は山行の下見として吉野さんと4月末に同コースを歩いたのですが、ほんの数週間で緑の色が変わっているのに驚きました。下見の時は淡くやさしい緑でしたが、山行当日は鮮やかな力強い緑でした。自然の息吹を感じて嬉しくなりました。同じ山に時期を変えて訪れるのもまた楽しいものです。緑の中にヤマツツジや時折小さな花が咲いていて、名前を教わりながら歩きました。山の植物に詳しい方が多くて、無知な私は感心するばかりです。私は教わってもしばらくすると忘れてしまうのですが。

 

歩きながらや休憩中のお話は、学生時代の思い出やらそれぞれの仕事のことやらはたまた年金問題にもおよんで賑やかでした。年齢も職業も違う人たちが同じ時間をこんなに楽しく共有できるのは少し不思議な気がします。これもOB山行の魅力の一つです。最後に急登を越えて正午すぎに山頂に着きました。木々に囲まれて展望はありませんが、広くてのんびり昼寝でもしたい頂です。昼食をとった後、第10回記念のビンゴ大会を行いました。熱戦(?)の末、榎本さんと中島さんがささやかな賞品を獲得されました。

 

その後恒例の集合写真を撮り、下山路につきました。樹林越しに富士山を垣間見ながら急坂を下りていきます。高低差約1000mの下りは途中から膝が笑いましたが、仏ヶ沢の水場でおいしい沢水を飲み、そこからゆるやかな林道で下山地の三輪神社に到着しました。今回のコースは歩きやすく、コースタイムはガイドブックに書かれているよりずっと縮まりました。展望が無く、地味ではありますが、どっしりと落ち着いた山容で純粋に山歩きを楽しむことができました。

 帰りの車の中で、吉野さん、狩野さんとこんな話をしました。山登りの後は身体は疲れているけれど仕事の疲れと違って心地良い疲れですね。仕事で疲れて休日に家で過ごしているより、山に来たほうがずっと元気が出る。また頑張ろうって気持ちになる・・・。

私も本当にそうだと思います。皆様はいかがですか。しばらく山から離れていらっしゃる方も是非今後のOB山行にご参加下さい。楽しい時間と偉大なる自然のいたしが待っています。

 

 

 

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