第16回OB山行(檜洞丸)報告
OB山行委員長 小野(34期)
〔
〔参加者〕吉野[2]、谷上[4]、山本[10]、榎本[12]、小野[34] (計5名・敬称略・[ ]内数字は期)
これは中止にしたほうがいいのかなと思っていると、山本さんが颯爽と雨具を着始めました。今日のコースは現役時代から実に30年振りで、絶対に登るつもりで
頂上までの標高差は1000m以上、登り甲斐があります。雨の中展望も無く黙々と歩くのですが、木々の緑から鋭気をもらいました。新緑の時期を過ぎ濃くなり始めた緑は、雨に濡れて一層つややかに美しく見えました。時々びっくりするほど大きな木にも出会いました。
ツツジ新道という名のコースで期待していたのですが、花の時期には少し早かったようです。
それでも所々緑の中に薄紅色の花を見つけ、宝探しのように楽しみました。山頂近くではま
下山は石棚山から箒沢へのコースを予定していたのですが、犬越路経由で用木沢に下りるコースを行きたいと意見がまとまり、急遽変更しました。後者のほうがコースタイムも長いのに、本当に山バカです。でも下りはじめて40分位した所で、きれいな花(コイワザクラというそうです)が咲いていて得した気分になりました。
マメザクラの木の下で記念撮影をし、1ヶ月遅れのお花見を楽しみました。犬越路までの道はあまり人が通らないようで、倒木があったり幻想的な風景が見られました。しっとりとした良いコースでした。
ぐるりと一周した形で自然教室に戻った時は16時を過ぎていました。休憩中もほとんど座らず、本当に良く歩きました。丹沢の大きさを改めて感じました。こんな天候でも山歩きができて嬉しかった。雨の日には雨の日の美しさがあります・・・というのは雨女の遠吠えでしょうか。中川温泉で疲れた体を癒し帰路につきました。心地よい疲労でした。
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