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2次OB山行紀行

第16回OB山行(檜洞丸)報告

OB山行委員長 小野(34期)

      


日 程〕2006513(土)

〔参加者〕吉野[2]、谷上[4]、山本[10]、榎本[12]、小野[34] (計5名・敬称略・[ ]内数字は期)

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513日は天気予報どおり(予報よりも悪く)朝から雨でした。16回目のOB山行は、YWVのホームグラウンド丹沢の檜洞丸登山を予定し、10名が参加をご希望されましたが、体調不良や天候の影響で一人減り二人減り・・・。当日西丹沢自然教室前に集まったのは5名でした。

これは中止にしたほうがいいのかなと思っていると、山本さんが颯爽と雨具を着始めました。今日のコースは現役時代から実に30年振りで、絶対に登るつもりで千葉県佐倉市のご自宅から駆けつけたとのこと。その迫力に押されて残りの4人も雨の中登る支度を始めました。心が決まれば早いもの。色とりどりの雨具を着たゴレンジャーの誕生です。

 

 

 

9時過ぎには元気に歩き始めていました。自然教室の番犬(とても人なつっこい)が見送ってくれました。

頂上までの標高差は1000m以上、登り甲斐があります。雨の中展望も無く黙々と歩くのですが、木々の緑から鋭気をもらいました。新緑の時期を過ぎ濃くなり始めた緑は、雨に濡れて一層つややかに美しく見えました。時々びっくりするほど大きな木にも出会いました。

ツツジ新道という名のコースで期待していたのですが、花の時期には少し早かったようです。

それでも所々緑の中に薄紅色の花を見つけ、宝探しのように楽しみました。山頂近くではま

だ山桜も咲いていました。クサリと階段の続く急登を進み1215分檜洞丸の頂に到着しました。中央に小さな祠のある広い山頂ですが、この日は人影もほとんど無く、私たちも雨と寒さの中急いで昼食をとりました。「やっぱりこんな日に登るのは山バカだね」と笑いながら。

 

下山は石棚山から箒沢へのコースを予定していたのですが、犬越路経由で用木沢に下りるコースを行きたいと意見がまとまり、急遽変更しました。後者のほうがコースタイムも長いのに、本当に山バカです。でも下りはじめて40分位した所で、きれいな花(コイワザクラというそうです)が咲いていて得した気分になりました。

マメザクラの木の下で記念撮影をし、1ヶ月遅れのお花見を楽しみました。犬越路までの道はあまり人が通らないようで、倒木があったり幻想的な風景が見られました。しっとりとした良いコースでした。

ぐるりと一周した形で自然教室に戻った時は16時を過ぎていました。休憩中もほとんど座らず、本当に良く歩きました。丹沢の大きさを改めて感じました。こんな天候でも山歩きができて嬉しかった。雨の日には雨の日の美しさがあります・・・というのは雨女の遠吠えでしょうか。中川温泉で疲れた体を癒し帰路につきました。心地よい疲労でした。

 

 

 

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