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2次OB山行紀行

50周年記念登山 玉山山行報告】           安藤(11期)

〔日程〕

429日(日)成田―台北 天成ホテル

430日(月)マイクロバスと台湾高鉄に分かれ台北発=嘉義駅にて合流=阿里山大飯店   

5 1日(火)阿里山=上東埔=塔塔加−孟緑亭休憩所−西峰観光台−大峭壁−排雲山荘

5 2日(水)排雲山荘−玉山山頂−排雲山荘−大峭壁−西峰観光台−孟緑亭−塔塔加=

       上東埔ロッジ=台北康華ホテル

5 3日(木)台北観光(關渡自然公園、故宮博物院、士林夜市)

5 4日(金)台北−成田 6名帰国

5 7日(月)台北−成田 2名帰国

 

〔参加者〕

郡司(4)松本(7)佐木(8下村10)丸山(11)安藤(11)榎本(12)小野(34

(敬称略)

台湾の玉山の海外山行は、50周年記念行事として計画され、広く参加者を募り8名もの大勢の方が参加され、無事全員山頂を踏んで帰国できたことを報告します。

 

玉山は、3952mと富士山よりも高いため高山病の心配もあり、また参加者の平均年齢が58歳と体力的にも衰えてきていることもあって、事前に六石山でトレーニング登山をしました。そのほか、各自、四国遍路、大山、六石山でトレーニングをしたそうです。

台湾の登山は、事前許可制でガイド付きで行うことになっているため、旅行の手配はすべて旅行会社に依頼をしました。そのため、一般公募の登山と変わらない行程になりましたが、ワンゲルOB会という仲間で、和気藹々と時には助け合いながら、みんなが一体となって登ることができたワンゲルらしい山行でした。

 

1日目は、成田から台北への移動で、成田では鈴木記念事業委員長に見送りをしていただき、8名の海外登山隊が出発しました。

2日目は、阿里山まで移動して、阿里山大飯店に宿泊。阿里山まで、麓の嘉義からマイクロバスで一気に2200mを2時間半で登りました。嘉義は、まさに亜熱帯という晴天で日差しが強い天気でしたが、阿里山は杉の木の生える温帯気候へ変わり、阿里山駐車場に到着したときは、土砂降りの雨でした。幸いすぐに雨は上がりましたが、肌寒い気温でした。夜は翌日からの登山に備え、翌日の天気、装備などを打ち合わせる作戦会議を開きました。この2200mにある阿里山での宿泊が、高度順化に役立ったようです。

3日目は、いよいよ登山開始となりましたが、天気予報が外れて塔塔加を出発するときは大雨となり、前から心配していた通りとなりました。幸い登るに連れて小降りとなり、太陽にガンガン照らされるよりはましな登りでした。ガイドの林さんは、台湾百岳を登ったというベテランで、コースタイムよりかなり早く排雲山荘へ着きました。山荘は玉山へ登るこのメインルート唯一の小屋で、100名弱が宿泊できますが、登山者はこの宿泊人数で制限されており、山が人の手で荒らされるのを防いでいます。その日は、翌日に備え7時にはシュラフに入って休みました。

4日目は、2時前に起きて用意されたお粥を食べて山頂を目指し出発。ヘッドランプを点け、月明かりの中を黙々と登って行きました。他のグループの明かりを前後に見ながらジグザグのガレ場をひたすら登り、岩場を登っていく頃には薄明るくなっていました。玉山北峰からの道を合わせ、いよいよ頂上への最後の急登となりましたが、風が強く、前夜ほとんど寝ていなかったこともあって一番苦しいところでした。登り終えるとそこは頂上でした。全員の心がけが良かったせいもあり玉山山頂から360度の展望を楽しむことができました。頂上からの日の出は雲の中で見られませんでしたが、お茶を飲んでいる間に待望の太陽が顔を出して記念撮影をして下山しました。小屋で荷物をまとめて、昨日来た道を下りてきましたが、太陽が後ろから照る中で、昨日は雨で見えなかった、日本の山とは違う峻険な山の景色を楽しみました。

お昼に登山口に着き、近くの山荘で昼食を取りましたが、いざビールで乾杯をしようとビールの注文をしたところ、“没有”でした。台湾では、山中でのアルコール類の販売はしていませんでした。これは、今回の山行の中で最大の誤算でした。全員意気消沈で出された料理も半分以上残してしまいました。結局、打上は、台北のホテルに戻ってから盛大に行いました。

5日目は台北で観光して、帰国しました。

玉山は台湾最高峰で台湾人にとって一度は登りたい山になっており、日本人にとっての富士山と同じです。われわれが登った時は、台湾では平日だったにもかかわらず、若い人から年輩の人まで登っていました。“加油、加油”(チアヨウ)“ガンバレ、ガンバレ”とすれ違う人に声を掛け合っていました。ルートは整備が行き届き、太いパイプの基礎の上に板を張った頑丈な橋が、危険個所に架けられていました。台湾の陳水扁総統も数年前に登っていて、その時道を整備したのではないかと思われます。

今回の海外山行は、台湾という食の国でした

ので、食事はおいしく毎回満腹になるまで食べていたので、帰るときには体重が増えていたという幸せな山行でした。機会があれば、また海外の山を登りたいと思っております。

 

 

50周年記念登山 畦が丸山行報告】          白神 (7期)

 

日程〕2007512日(土)〜13(日)

 

登山当日は快晴、登山参加者は同伴家族を含め28名、当日の中川温泉宿泊者は

20名となった。

 OB、現役共健脚者揃いでメンバーには、創設時の一期から本年入部の新人までおり、途中新旧の会話や、現役時の思い出を語り合う姿も見られた。頂上直下で宝くじを景品とする抽選会を行い、盛り上がった。

夜の宴会では、各期の自己紹介、スライドによる台湾遠征報告などが活発に行われた。  

 

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