9 月9 日韮崎駅9 時集合。瑞牆山山行には9 人のメンバーが集まりました。この日は9 がラッキーナンバーです。天気は良く、暑すぎず清々しい一日でした。マイカーに分乗して瑞牆山荘前へ。ドライバーの皆さんは車を下山地まで置きに行ったため、他のメンバーは一先に10 時前に歩き始めました。朝の爽やかな山道をのんびり歩いて富士見平小屋前で休憩をとると、まもなく後発組が追いつきました。ここからは揃って出発。少し下って天鳥川を渡ったところでまた休憩。まずここで大きな岩との出会いがあります。岩の横の階と、その先は急登が続きます。シャクナゲの木がたくさんあり、花の時期はきれいだろうなぁと想像しながら歩きました。大ヤスリ岩、トサカ岩と呼ばれる巨大な岩が頭上に現れると、そこからは巨岩・奇岩のオンパレードです。
思わず口をあんぐりと開けて見上げてしまいました。どうして山のこんなに高いところにあんなに大きな岩がたくさん乗っかって落ちないのでしょう。妙な隙間があったり変に水平な面があったり今にも落ちそうだったり。 わくわくしながら歩きました
12 時20 分過ぎに山頂に到着。岩だらけの頂で、高山の雰囲気です。雲が多く霞んでいて、残念ながら展望はあまりありませんでした。すぐ近くの金峰山もほとんど見られませんでしたが、お隣の小川山が瑞牆山と対照的な緑におおわれた丸い山容を見せていました。岩の上でのんびりと昼食と記念写真をとった後
下山路へ。北側の不動沢に下りていく道を行きました。林の急坂を過ぎるとややなだらかになり、そこからは岩と木と水が楽しめる変化に富んだ良いコースでした。弁天岩、夫婦岩など名前のついている岩がいくつもあり、名前をつけたい岩もいくつもありました。奇岩好きな人(?)にはたまらないコースです。岩の上に木が茂っているところもあり、岩と木々が同じ空間に溶け合っている感じが私は好きでした。 きれいな沢で長い休憩をとり、みんなで冷たく澄んだ水に手を入れて、癒しのひとときを過ごしました。灰色の巨大な岩肌を水が流れ落ちてくる不動滝もなかなかの迫力でした。 新しい木橋をいくつも渡って下山地の林道終点に到着。増富温泉にゆっくり浸かり、産地の野菜と林檎をお土産に買って帰路につきました。