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2次OB山行紀行

■ 第29OB山行(赤城山)報告

                               OB山行副委員長 山口(18期)

 

日程】20101016日(土)1015 赤城山ビジターセンター集合

赤城神社参拝→11:00登山口→12:25黒檜山(赤城山最高点)→13:45大タルミ→14:00駒ヶ岳

15:00駒ヶ岳登山口−覚満淵周遊

【参加者】嘉納(1)、吉野(2)、佐木(8)、鈴木(9)、安藤、丹羽(11)、榎本、山川(12)、小口(14)、

小浜(17)、植草、植草(美)、山口(18)、安武(20)、小野(34)、高野(安藤友人)

                                           計16

 

「あかぎさん」はいくつかのピークを持つ外輪山を含めた総称であり、赤城山という名前の山頂はない。大沼(おの)というカルデラ湖を取り巻く外輪山の黒檜山(くろびさん1828m)、駒ヶ岳(1685m)が今回の目的地だ。

赤城山は観光地のイメージから登山の対象として捉えていなかったためか、初めて登るという人が多い。夏はボート遊び、冬は氷上のわかさぎ釣りなどもっぱら観光に近いアウトドアが展開されている。「頂上直下まで車で楽をしておいて山行と言えるのか」と現役だったら思っていただろう。利用できるものは遠慮しないのがOBのやり方なのだ。

前橋市内の広い道路が、幅はそのままに長い裾野を一直線に上まで続いている。沿道には食事処が軒を連ね、やはり観光地の雰囲気が濃厚だ。やがて道はカーブが連続する山岳路となり、峠を越えた赤城山のカルデラ内に入ったところから風景は一変する。四方を山に囲まれた大沼周辺は夏なら格好の避暑地となり、冬は白い氷の世界になるのだろう。秋も格別だ。抜けるような青い空と秋色に染まった山に囲まれた大沼が静かに水を湛えている。

今回は14県から16名のOBが参加した。赤城神社で参拝をすませてから黒檜山登山口に向かう。最初から急登が続く道は黙々と登るしかない。途中大沼が見下ろせる場所で休憩をとったりしてゆっくりと登る。外輪山の稜線に着き左に少し行ったところが黒檜山山頂だった。ここで昼食とする。山頂はすでに人で一杯で人気の山だとわかる。展望がきく場所まで行き、昨年登った皇海山などの展望を楽しむ。次は駒ヶ岳へのミニ縦走だ。ここからの道はよく整備されていて階段もあるくらい急な下りになる。少し広くなった気持ちの良い鞍部で一休みしたあとに、少し登り駒ヶ岳に着く。名前ほどには印象の薄かった山頂からは急な下りとなるが、手すり付きの階段のおかげでどしどしと降りてゆく。下山しそのまま覚満淵を全員で周遊する。カルデラという地形のおかげで赤城山は稀有な景観を有し、上毛三山、百名山、日本百景の3冠にも輝く素敵な山であった。

今年のOB山行は天気30敗、延べ50名以上の方が参加された。20期代が加わるようになり、今後も層が広がることを期待する。

覚満淵にて:遠く見える山も赤城の外輪山のひと

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