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シニアの集い

■ 第22回シニアの集い報                                                                           郡司(4期)

 

20101031111に、第22回シニアOBの集いが富士山麓西側の田貫湖を中心とした地域で、総勢52名の参加者を集めて開催されました。日曜、月曜の開催は昨年と同じパターンで、参加者数も例年並みでしたが、今年は関西方面からの参加者が1人も居なかったのは少し寂しかったです。

 

初日は、竜ケ岳、足和田山の山行と、青木ヶ原樹海巡りに分かれて歩き、夕方に宿舎へ直行する組も合わせて朝霧高原の田貫湖ハーバルガーデンに集まりました。宿舎は全体が貸切りで、全8棟のコテージへ同期を中心に分散して宿泊する形となり、集いの宴は宿舎のレストランが手狭なために同じ経営の朝霧ジャンボリー・ゴルフクラブまでマイクロバスで送迎してもらって、ゴルフ場レストランで盛大に開催しました。

 

今回、集いおよび月例会の参加回数賞受賞者は次の皆様方で、下段に示します。

 恒例の盛り沢山で楽しい会を例年通り全員の「みはるかす」合唱で閉めて、最後に集合写真を撮影しました。二次会は期毎に各コテージへ集まって、夜更けまで飲食と歓談を続けましたが、打ち上げて各自のコテージへ戻る時は強い雨に降られてしまい、傘を借りて帰る羽目になりました。

 

2日目は、長者ヶ岳・天子ヶ岳、浜石岳の山行と、朝霧高原散策が行われました。2日間に亘り富士山麓周辺を歩いたのに、皆が期待した秀麗富岳の勇姿はずーっと雲に遮られていて、谷上さんがまとめたオンラインアルバムによれば、富士山の全容が現れたのは浜石岳コース最後の薩埵峠で、広重画によく似た景色でした。

 

集 い:10回参加賞  大黒(4)、密島(6、古宮(7

      20回参加賞  塚原、斉藤、北見(2、腰塚(3)、亀井(5

 

月例会:30回参加賞  古荘(6)、小林、南雲(7

     50回参加賞  宮本(2、田中(8                  

 

 

A 竜ヶ岳    参加人数・・・11                              早坂 (8期)

前日のワンゲル総会・HCD交流会の席上で、「台風14号は東海上にそれ、明日の午前中は晴れ、午後曇り、夜雨」との現地天気予報に基づき「予定通り実施」と決めたものの、朝どんよりとした曇り空の中、ヤキモキしながら登山口に向かう。

1Aはマイカー分乗で、915(集合10)には全員が登山口駐車場に揃ったため、写真を撮って930分に出発できた。登山道は良く整備されており、色づき始めた雑木林の中を樹間に本栖湖を眺めながら2ピッチで石仏に着く。休憩した東屋からは眼前に大きく見えるはずの富士山の影も形もありません。ここからは笹原の中の道を、リンドウやアキノキリンソウを愛でながら登る。ホタルブクロも咲いていた。1135分山頂到着。広い頂上は1人だけが食事中で静かだったが、直ぐに「平塚山の会」 (40人程度)が登ってきて喧騒に包まれた。霧が濃く近くの雨ヶ岳すら見えない。風はないが肌寒い。テーブル付ベンチで食事を摂り、記念写真を撮って、125分下山にかかる。当初は本栖湖岸に下りる計画だったが、ピストンに変更する。吉野さんの電話では2Bは雨模様とのこと。石仏で一休み、相変わらず富士山は見えないが、朝霧高原方面は遠く駿河湾まで視界が開けてきて天子山塊も良く見える。時間調整しながらゆっくり下山したが、1335分には登山口着。宿舎にも1Aが一番乗りだった。待望のお日様は拝めず富士山も見えずだったが、なんとか雨にも降られず時折霧に濡れる程度で済んだのだから、まあ良しとするか。

 

1B 足和田山     参加人数・・・・14名                           吉野(2期)

1Bコースは富士の三足(足柄山、足高山(愛鷹山)、足和田山)のひとつ足和田山です。

日曜日ですが前日の台風の影響か、道路はガラ空きで各車予定より早く集合地「道の駅なるさわ」に集まりました。出発地紅葉台入口まで車で行き、降りそうな気配に全員雨具をつけて、945分に歩き始めました。雨はほとんど降りませんでしたが、道はぬかるんでいます。

紅葉台を経て、展望が売り物の三湖台ではガスで富士山も他の山も湖も何も見えないのですぐ通過し、ひたすら足和田山を目指しました。1150分足和田山(五湖台)につきましたがやはり五湖はおろか一湖も見えません。ゆっくり休んであとは一気に下ります。落ち葉を踏み、滑らないように気をつけながら下りました。1330分下山し、バスで道の駅なるさわに戻りました。天候も芳しくなく、紅葉もまだ早いのか、日曜日なのに登山者は少なく、静かな3時間の山行を楽しみました。

 

 

 

 

1C 青木ヶ原樹海巡り     参加人数・・・13             谷上(4期)

紅葉も始まり行楽シーズン到来の日曜日、みんな張り切って西湖蝙蝠穴駐車場に予定時間より30分以上も早くメンバー13人全員集合。

天気は時折小雨の混じる悪天候。三湖台へ登っても視界は無いだろうし道も泥だらけ、リーダーとしては気が進まないので「三湖台はやめて樹海散策だけにしてはどうか」と提案したらなんと全員一致で「賛成!」、山に登りたい人は一人も居ませんでした。

樹海散策は木の葉が傘になり少々の雨でも傘無しで歩け快適。ガイドツアーの団体に時々出くわす程度で、鬱蒼として静かな樹海内を所々にある氷穴や奇樹を見ながらのんびりと歩きました。樹海を出て目の前にパッと明るく開けた芝生の「野鳥の森公園」は、周りにあるモミジやトチノ木、ドウダンツツジなどが紅葉を始めていて美しく映えて見えました。公園の東屋でのんびりと昼食。紅葉を見て回ったり、野鳥を観察したり思い思いの時を過ごしました。樹海散策と紅葉観賞を十分楽しみました。

 

 

 

2A 長者ヶ岳・天子ヶ岳        参加人数・・・9名                   腰塚(3期)

 集い2日目の朝は、昨夜からの雨がまだ少し残っていたが、予定通り実行すると決め7時前に、下山予定の白糸の滝付近の駐車場に車3台を配車。朝食を済ませて宿舎前に集合、8時に出発。

宿舎から田貫湖畔を歩いて長者ヶ岳登山口へ。

田貫湖の湖面は静かであった。湖の北側の尾根の末端にある登山口から、階段状に手入れが施されて、ぬかるみも少ない尾根道を登る。登り一辺倒で、下りがない路を、精鋭ぞろいのメンバーは皆元気で、遅れもなく順調に登った。

雨は止んでいたが、休暇村からの道が合流する付近でガスが切れ、下界の田貫湖や、休暇村付近の黄葉が少し見えた以外はずっと霧の中。2回の休憩をとり予定どおりに2時間で長者ヶ岳山頂(1336m)に。山頂付近もガスで、富士山は全く見えない。しかたなく10分の休憩で天子ヶ岳へ。林の中のゆったりとした下りと、それに続くわずかな急な登りとを経て、45分で天子ヶ岳頂上に。

天子ヶ岳頂上付近もまたガスの中、もちろん、期待した展望台からの富士山の展望もなし。大きなヨウラクツツジのそばで豪華弁当(宿幹事お勧め)で昼食。11:50出発。少し急な路をリンドウの花の色を楽しみながら下る。ガスで展望は望めなかったが、暗い杉、桧の植林の中では、霧による幽玄で不思議な光景を楽しみながらぐんぐん下り、1時間20分で最初の林道を横切る。

このころ、やっとガスが切れ晴れ間が見え、山頂付近に少し雪を頂いた富士山の雄姿を見ることができた。

林道わきで休憩後は、平坦なしかし、雨後の水がわき出た路を進み、天子ヶ岳登山口の標識のある林道にでた。その後舗装された道を、雄大な富士山を眺めながら進み、白糸の滝駐車場に着く(14:10)。

皆元気で、けがもなくまた遅れるものもなく、ほぼ予定どおりに目的地に到着した。増水した名瀑「白糸の滝」を見学したのち解散。各人マイカーに分乗して帰途についた。

 

2B 富士展望の浜石岳・薩埵(さった)(とうげ)     参加者人数・・・・8名       岡田(6期)

 台風一過なのに午前中は降水確率60%とのこと。最大多数の最大満足のため、清水市由比をめざして出発を決意。由比川河川敷に車を残し、本コース最高峰の浜石岳(707m)山頂に立つが、未だ富士は見えず展望はおあずけ(10時)。

 暫く下ったころ、天は我に味方せり、薄日が差してきたではないか。時々、左手に開ける木々の向こうに駿河湾の紺碧の海を垣間見ながら、ヒバの落ち葉を踏みしめつつ、只管下る。聞こえるのは我らのおしゃべりばかり。立花池分岐を過ぎたころ、豪華弁当「彩り御膳」をオープン。さらに、孟宗竹の林を過ぎ、急降下の途中では、眼前に富士と駿河湾が飛び込んできた。

一同、欣喜雀躍。富士を背にみかん畑のなかの舗装道を歩き、1315分、薩埵(さった)(とうげ)に到着。安藤広重が「東海道五十三次」に描いたのと同じアングルでの絶景を心ゆくまで楽しみ、本コースの所期の目的を達成することができた。この後、由比駅前を経由し、念願の「桜エビ」のかき揚げにありつくことができ、一同またまた大満足。1545分、河川敷駐車場に到着し解散した。約6時間(食事等込)の行程でした。               

 

2C東海自然歩道 朝霧高原      参加人数・・・21名     小林(7期)

朝、霧雨が残っていましたが、昼から晴れるという天気予報を頼りに30分繰り下げて9時宿舎を出発。飛び入り参加を含めて総勢21名が5台の車に分乗して出発地へ。930分歩き出す。

坦々とした道を田貫湖まで下ってゆくコース、年々齢を重ねるシニアの方々向きというわけで初めて20名を越した多勢。天気と平日ということもあって他のハイカーにあうこともなく独占状態でわいわいがやがやと歩く。

ここから富士山がよく見えるはずというところで休憩。次は東屋のある見晴らし台で菓子など食べて活力を付ける。アップダウンのないコースでも1516キロの長丁場をひたすら歩く。マユミの赤い実がきれいな道に感激。アケビの実を採ったりしつつ11時半に麓のトイレに到着。ここにテーブル、ベンチもあり昼食とする。1000円の高級弁当に舌鼓をうちゆっくり休んで1225分出発。途中クリタケの群生を発見。大騒ぎをしつつポリ袋にずしりとゲット。思いがけないキノコ狩りに女性陣は興奮しきり。シジュウカラガンの群れを発見した人もいて歩みも軽くなった様。1330分陣場の滝に到着。滝見物とトイレに30分ほどとって再び歩き出す。小田貫湿原は小さいけれどトンボの種類が多い所。アキアカネが少し飛んでいた。雲が切れて富士の頂上が望める。昨日の雨が雪になって白い帽子を被った姿をやっと見ることが出来、早速記念写真。1530分田貫湖に到着。ここで解散とする。2つの吊り橋や小さいけれどいい滝、風情のある湿原と変化のあるコースだった。けれど天候が良かったらもっと爽やかな気分になれたろうと心残りもあった1日。でも皆さん本当によく歩きました。

 

 

 2D ゴルフ        参加人数・・・4                        早坂 (8) 

「ゴルフ」は夜来の凄い雨でコンディションも悪いので服部リーダーの決断で一旦中止と決まりましたが、朝食を摂っている間に雨も上がり雲間に青空も覗き始めたので「これはプレイできるぞ!」ということで有志4人(久野さん、小出さん、早坂夫婦)がゴルフ場に向かいました。今日はガラガラでいつでもスタートOKかと思っていたら、意外にもコンペも入っており結構多くの人が集っていました。

 朝霧ジャンボリーはフェアウエイも広く綺麗なコースで水はけも良くグリーンコンディションも良好。殆ど雨に濡れることもなく、周りの山々を眺めながら楽しくラウンドできました。午後からは秀麗富士が眩しいくらいでした。参加者の名誉のためスコアは伏せておきます。

ゴルフ企画もたまには良いですね!   

    

                                                     

 



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