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シニアの集い

19回「シニアOBの集い」の報告御殿場「時の栖」


早坂 (8期)

 

19回シニアOBの集いが2007121日、御殿場「時の栖」の敷地一杯のイルミネーションが幻想的な輝きを増した定刻18時に開宴した。何と平均年齢66.5歳の集いである。  

司会・進行は7期の服部さん・小林さんの賑やかナイスコンビである。

冒頭の嘉納会長の挨拶は「ワンゲルがめでたく50周年の節目を迎えることができた。さらに100周年を目指して元気に歩み続けて行こう!」と気概溢れる力強いものだった。

5期の亀井昭子さんの発声で乾杯し、飲み放題がスタートした。会は19回を数え皆も年を重ねて、飲みっぷりに往時の勢いを感じられないのは少し寂しい気がした。

 今回の「集い10回参加者表彰」は8名で、嘉納会長から立派な賞状と記念品の軽量魔法瓶が授与された。10回参加者はこれで延べ55名になったそうだ。代表で6期江角さんが「本当にそんなに参加したかな?」と挨拶されたが、誰もがそう思っているかもしれません。月日の経つのは早いものです!

 「シニア月例山行表彰」は、50回が5名、30回が6名で塚原委員長から名誉ある賞状と記念品の折りたたみ椅子(50回)、手袋(30回)が授与された。4期の大黒さん(50回)と、遅刻したが挨拶には間に合った7期の細田さん(30回)とが代表で挨拶された。シニア月例山行の平均参加者が30.9人とは驚きである。   

<今回の表彰者は下記の通り>

◎シニアOBの集い10回参加賞:藤岡1) 渡辺2) 白井、金田3

江角、原6) 橋本7) 早坂

 

◎月例50回参加:宮崎2) 原、大黒4) 亀井5) 下村10

 

◎月例30回参加:渡辺2) 桜井6) 細田、能地、小木曽(7) 田中(8

 ひとしきり会食・歓談の時間になった。メインは牛肉のしゃぶしゃぶだったが、「霜降りはダメ、赤身だけ」「カロリー高そうだからやめておく」等々で健康管理上残す人もいた。

お代わりも5人だけ、競い合って食べた現役時代が懐かしい(もっとも牛肉を食べるワンダリングなどなかったが)

 「各期紹介」は初参加者、遠方参加者の挨拶を中心に行われたが、各期の近況報告も盛り沢山で予定時間の20分を大幅にオーバーし、宴もたけなわ、あちらこちらで笑い声がたえない。

 「2007年シニア活動報告」はパソコンを駆使したビジュアル映像で報告され、塚原山行委員長の軽妙な語り口はなかなか楽しかった。シニア山行では2期と7期がお互いをライバル視しており、2期が「今年の参加率は38.3%とトップだ」と胸を張れば、「参加者数を見てください、断トツです」と7期がすかさず応酬する。いずれにせよ、101回(実施は94回)にも及ぶ月例山行を牽引してくれていることは事実であり頭が下がります。どちらも負けるな!

 いよいよフィナーレ! 恒例の「みはるかす合唱」と「エール交換」。4期谷上さんによる全員の記念撮影。無事お開きになったが、宴会が目一杯だったため、同会場で予定されていた「飲み放題の二次会」の残り時間が5分だけになってしまった。残念顔の人も多かったが、三々五々各々の部屋に場所を移しての二次会となった。二次会がどのような盛り上がりを見せたかは定かならず。窓から見える電飾に誘われ酔い覚ましの散歩と洒落た人もいたようだ。星空に富士山のシルエットが浮かんでいた。

 

1日目(121日)山行報告

 

(1A)双子山(1804m)コース                

 岡田(6期)

参加者:24

 コース案内に掲げた魅惑的な紹介文が功を奏して(騙されて)か、大人数の参加となった。予定では、参加者数は26名であったが、橋本(7)さんが直行となり、塚原さん(2)は、御殿場駅に到着したが急遽用事を思い出し参加不能となったため24名。

集合御殿場駅(富士山口)10

予定通り10:02に到着した者、京葉線事故のため少々遅れた者もあったが、7台のマイカーに分乗し、順次スタート地点の「水が塚公園駐車場」へ向かった。

マイカーは、吉田(1)、腰塚(3)、近藤、岡田(6)、松本(7)、池原、早坂(8)各氏のご協力を得た。

コース:富士スカイライン太郎坊線が1126日から閉鎖となったため、起点を水が塚公園に急遽変更し、双子山を西側から登る計画に変更した。雲ひとつない快晴に欣喜雀躍し、駐車場で富士山を背景に使用前を撮影(郡司カメラマン)の後、10:55水が塚を出発。途中、背の高い笹が茂るが見通しは悪くないなだらかな登りのブナ帯をぬけ、明るい樹林帯を等高線に沿って歩くと南山休憩所(11:23)に到着。さらに尾根道を登り、幕岩(12:20)を過ぎ、火山砂礫の登りを経て、鳥居と石碑のある双子山(下の塚)に到着(12:42)。各々、眼下の眺望と眼前の富士の迫力に息を呑み写真撮影に興じるも、雲が東側から湧いてきたので富士を背景に急いで集合写真撮影。弱い南風だが少々肌寒い中で昼食。景色とお腹に満足後、13:20山頂を出発、帰路につく。途中、山頂からは、富士山の斜面を植物が上へ上へと根付いてゆく斜面を各自思い思いに下り、幕岩では雪解け水が濁流となって流れ落ちる幻の滝をイメージしつつアカマツ、クロマツ林を下る。御胎内神社では風穴をくぐり(14:25)、水が塚公園に15:02 帰着した。

リーダー総括:天候と見晴らしがよかったので参加者はコースを堪能したと思料される。

 (1B) 金時山コース                    

亀井(5期)

参加者:亀井、江崎 亀井昭

集 合:募集時は仙石から矢倉峠経由だが金時神社よりの路に変更。

コース: 金時神社(9:50矢倉峠からの合流点(10:55山頂(11:32-12:20乙女峠(13:20国道見下ろす地点(13:55金時神社(14:30

4@5l@4@11@9@11@9@5xe" filled="f" stroked="f">金時神社に向かう車は大平台付近から絶好の紅葉の歓迎を受け始めた。早川の谷から外輪山の中腹までが見事な紅葉に染まっていた。

シニアOB山行の最後のリーダーを務める山行だが同行が3名、天候も上々ですれ違い、休憩にも気兼ねなく、早速、臨機応変と神社裏からの路に変更する。

神社を抜けて林道を越えて直登すると金時が宿にしたという「金時の宿り岩」に到着、小休止。(10m径位の巨大岩が真二つに割れている昭和の初めに誰も気付かぬ内に割れたという不思議な岩。昭和5年の大地震の時か?)

80歳を頭の御老人のパーティーの元気さに脱帽してお先に進み、合流点では内輪山、仙石の景色を楽しみ、紅葉を過ぎたブナ林を急登して頂上。100名近い人で賑う頂上で富士に向かってベンチに座り昼食休憩。富士の中腹を雲が流れ、遥か遠方は霞んでいても満点近い絶景に、金時は何度来ても良い山と実感。

ブナ越しの富士を垣間見て、長尾山から乙女峠に。空気が澄んできたせいか乙女からの富士が一段とくっきり冴えて見えた。小人数での山行を堪能できた公式のシニアOB山行でした。

前代未聞、三名でカレンダーに載せて頂きありがとうございました。

(1C) 御殿場ウォークコース                    

谷上(4期)

参加メンバー(6名): L:4期 谷上俊三

2期:吉野 4期:斉藤 5期:向井 7期:小林 南雲

御殿場駅に集合したのは2期から7期までの6名。

関西から斉藤さんと向井さんが参加、女性では紅一点の南雲さんが参加され、御殿場駅を1030分に出発した。出てしばらくは箱根・乙女峠へ続く国道を歩くが、名物の御殿場生ハムの店を見つけるとすぐに飛び込んで買い物をすることから始まった。この先どうなることやら。途中のコンビニで各自お弁当を調達し、まず平和公園へ向かった。

 出発の時は曇りがちだった空も徐々に晴れて太陽がまぶしく差し始めた。 平和公園は今や紅葉の真っ盛り、ここは皆様あまり訪れたことが無いと思いますが、なかなかいいところです。ぜひ一度行ってみてください。 ただし韓国、中国人ばかりです。平和公園で早めの昼食をとり、静かでうっそうとした林の中を「二岡神社」へ向かった。

この神社の創建は古く大和武尊の時代と言われ、黒沢明監督の「七人の侍」のロケに使われたという、知る人ぞ知るの神社です。銀杏の大木に囲まれてひっそりとたたずんでいる。ちょうど黄葉の真っ盛り、黄色の落ち葉が境内の一面を覆い、メンバー全員感動の中に浸った。一時の感動から目をさまし、時の栖に向けてのウォークが始まった。

左手に富士山をみて「箱根やまなみ林道」をただひたすら歩き続け、予定通り3時前に今日の目的地「時の栖」にたどり着いた。

右手に富士

気持ちのいい「箱根やまなみ林道」

 メンバー6人という少人数と紅葉真っ盛りの季節とさわやかに晴れ渡った天気に恵まれ、楽   しく気持ちのいいウォークだった

2日目(122日)山行報告

 

(2A) 愛鷹山コース                      

 吉野(2期)

参加者 : 嘉納、吉田、藤岡(1)  吉野(2)  三宅(5)  密島、松本君子(6)  林、井上、細田(7

   池原、田中(8                            (12名)

愛鷹山の参加者は12名。朝8時、マイカー3台で宿舎を出発、裾野から東名で沼津に向う。ゴルフ場のそばを通って林道を詰め、一路水神社へ。さすが水の神様、清らかな水が滔々と流れている。水神社の周りには大きな落葉樹の紅葉が見事である。

水神社でお参りをして850分出発、曇り空を眺めながら、頂上についたら晴れないかなー。

林道を緩やかに辿り50分ほどで登山口の柳沢橋についた。道端にはリンドウがちらほら咲いていた。ここから登りになる。沢をいくつかよぎりながらぐんぐん登ってゆく。地図には載っていない登山道だが、確りした道で歩きやすい。山肌を彩るモミジの紅葉が素晴らしい。

1時間ほどで稜線にでた。ここは愛鷹山と馬場平の鞍部である。

時間があるので馬場平に寄り道をすることにした。20分くらいだが、この登りはきつかった。馬場平についても空は晴れない。ガスがでてきてかえって視界は悪くなる。アセビに囲まれて記念写真を撮る。すぐさま鞍部に戻り愛鷹山へと向かう。

 

愛鷹山着1150分、ちらっと青空が見えて期待されたが、やはり空は晴れず、おまけに寒い。愛鷹神社の周りを独占して、服部幹事手配の特上弁当を食べる。暖かければもっとおいしいだろう。

愛鷹山は標高こそ越前岳や位牌岳に劣るが、その山名からしても愛鷹連峰の盟主である。天気がよければ頂上からの富士山の眺めは抜群である。残念ながら富士山も越前岳も見えないが、例によって山名看板を手許に記念写真をとり、1225分下りにかかる。

下りは鞍部、柳沢橋、林道と往路を忠実に辿り、1420分全員元気で水神社に帰りついた。

標高差660m、往復5時間半ののどかな山旅であった。

 

(2B) 三国山コース                         

腰塚(3期)

参加者:11名 北見(2)、腰塚(3)大黒・谷上(4)、亀井夫妻(5)、松本(7)・松本(8)、早坂夫妻(8)、下村(10期)

 

コース:集い2日目(12/2)、天気は晴、午前8時、少し贅沢に、マイカー5台(腰塚車、谷上車、亀井車、松本車、早坂車)に分乗して、宿舎を出発。9時少し前、籠坂峠上の駐車場に一旦、集合。帰路用の3台を下山口の平野(山中湖畔)に配置するため、4台で出発。運転者を回収したのち、登山口(籠坂峠上駐車場)を9:30出発。宿舎を出るときは晴れていた空も、籠坂峠付近では雲に覆われていた。墓地の中を抜け、樹林(葉はすでに落ちていた)中の道をゆっくり登る。ゆるい傾斜の道は、火山礫のザクザクした道であったが、落ち葉が積もりクッションとなり、足に優しく歩きやすい。アザミ平への分岐をすぎ、立山(たちやま)に向けて、V字状に掘れた樹林の中の道をゆき、畑尾山と立山の間の尾根に登りつく。そこから、立山の1308m地点へは、幹にコケをつけた樹々の間を縫って、約10分程度で着く。この地点の東側は展望が開け、富士山の展望があると期待してきたが、あいにく雲に遮られて何も見えず。仕方なく、来た道を戻り、さらに尾根伝いに畑尾山を越え、アザミ平へ。アザミ平付近は、平坦で樹林が切れ、視界が広がり、これから登るピークが大きな標高差で見え、「あんなところまでに登るの!」という声も聞こえた(実際には100m未満の登り降りをいくつか繰り返すだけであるが)。ここでも雲に遮られて遠望はない。アザミ平付近は、まだ小さい木が多く、ロープを張って植物保護をしていた。比較的緩やかな傾斜の樹林の中を登り、角取神社奥の院入口で小休止。途中、上空は雲に覆われ、時折、白いものも降ってきた。角取神社入口から大洞山はすぐで、さらに、緩やかな傾斜の広い道を楢の木山からズナ坂峠へ。ズナ峠から三国山(1383m)はすぐで、12:35到着。さっそく、服部宿舎幹事の推奨の豪華弁当で昼食。三国の境界である三国山山頂は、樹林に阻まれて富士山の展望はない。三国山山系の上空は厚い雲で覆われていたが、下界は晴れているようで、時折、雲の切れ間から明るい下界が顔を出す。富士スピードウェイも見えた。三国山頂上は広く、ベンチが備えてあったが、我々以外には、昼食に干物を焼いてよい匂いを漂わせていた1パーティのみ。しかし、太陽が顔を出さないため、寒い。記念撮影をして出発。三国山からの急な下りをゆっくり三国峠へ。三国峠から、今度は、視界の開けた、かやとの中の急な坂を、山中湖や三国山などの展望を楽しみながら(?)登り、13:45明神山(鉄砲木の頭1291m)着。我々の到着を待っていたかのように、富士山の前を遮っていた雲が無くなり、山中湖と白い富士山を同時に眺めることができた。14時明神山を出発。樹林の中の広い道を落ち葉のクッションに助けられながらどんどん下り、14:40切通峠に到着。一息入れて、平野へ。15:25着。湖畔からは、雲がなくなり辿ってきた山並みが全部見えた。湖畔に置いた3台に分乗して籠坂峠上の駐車場へ。16時、帰路の安全運転を祈念して解散。

(2C) 景ヶ島コース                   

古宮(7

リーダー:小林(7)   17

参 加 者:塚原、宮崎、渡辺、宮本、多田(2)白井、江崎、吉村、諸節(3)郡司、斉藤貞(4) 向井(5) 小林、南雲、古宮、橋本(7) 平沼(8

9時40分岩波駅前を出発した私達は、車に気をつけながら一列縦隊でまず葛山城址公園へ。

小春日和の日差しを背に受けて歩くと上着を脱ぎたくなる程の暖かさ。小一時間も歩いた頃、伸びてしまった縦隊の後方組から、休み無く歩き続けるリーダーを「これからは鬼林と呼ぼうか」なんていう声も。「ボチボチ行きましょうよ。墓地もあることだし・・」などとダジャレでスピードダウンを促す人、写真を撮る人 マイペースを保つ人ありの御一行は、やがて本日最初で最後といわれる小山の上りにさしかかりました。

赤 黄 緑の楓の若木が両脇を飾る山道を登って行くと「大手曲輪」「東曲輪」、「二の丸」の急坂を経てやっと「本丸址」へたどり着きました。初めての休憩で食べた原先輩の蜜柑の美味しかったこと!115分 仙年寺への下り。途中で見上げた楓の 緑から赤へ変化する色合いの美しさ、青空に映えるお寺の銀杏の黄葉が強く印象に残りました。

山門に続く急階段では集合写真を撮り、次の目的地景ヶ島渓谷へ。ここは溶岩流や集塊岩が侵食されて出来た奇岩が多数見られる所で、こうした渓谷が市街地のすぐ近くにあるのは驚きでした。佐野川沿いを緩やかに下り、ことぶき橋付近まで来ると後方に富士山が望めました。次は武田 北条 今川の三軍が休戦会議をしたと伝えられる普明寺へ。

ここでのお昼を期待していた面々は、時計を横目で見ながらリーダーの「もう少し」と言う言葉を信じて歩き続け、「中央公園」へ予定通りの1230分到着。「五竜の滝」と紅葉を眺められる絶景ポイントでの昼食は、豪華2段弁当を一段と美味しく感じさせるとともにリーダーのお株も上げました。最後に立ち寄った定輪寺には、来春に再訪したいと思わせるような枝垂桜の巨木があり、隣には薄桃色の可憐な寒桜が咲いていました。

観光コースでもなく、さしたる目印もない道をスイスイと効率よく案内して下さったリーダーは二度も下見をされたとの事。お蔭で私達は、お寺や城址、渓谷や滝のある公園と変化に富んだコースを歩き、紅葉はもちろん、ゆずの黄色、柿や蜜柑の橙に南天や千両万両の赤、干し大根の白に緑といった色彩豊かな山里の風景を満喫することが出来ました。

 



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