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シニアの集い

 

 

17回「シニアOBの集い」の報告 奥多摩

松本(8期)

 


 

 17回「シニアOB1期〜8期)の集い」が、1119日(土)〜20日(日)にかけて、秋たけなわの奥多摩・国民年金健康保険センター「おくたま路」で開催された。今回の参加者は55名。2日とも小春日和の好天に恵まれ、両日、各々3コースのワンダリングを楽しむことができた。

 

19Aコース  川苔山  リーダー腰塚(3期) 参加者15

 遠路はるばる参加の8期上島君を含め15名の参加。18期まで、各期13名とバランスのとれたメンバー構成となった。JR奥多摩駅から川乗橋までのバス(東日原行き)は、満杯で出発。天気は快晴、風も無くまた登山者も少なく絶好の登山日和。細倉橋までの林道沿いは、紅葉・黄葉が今が盛り。 

細倉橋からの川乗谷沿いの山道は、滑りやすい岩、下が見える橋等があり、滑った人もあったようだ

が怪我も無く、途中の小、中の滝を見ながら、百尋の滝へ。百尋の滝はこの時期としては水量も多く、幅も広い立派な滝である。百尋の滝から、途中、昼食を挟み、休憩をとりながらゆっくり川苔山山頂へ。

山頂では、富士山をはじめ、大岳山、雲取山、丹沢の山等、ほぼ360度の大展望を楽しんだ。

しかし、気温が低く早々に下山。下りは、暗い杉林の中の急坂と、山ひだを沿う平坦な道に、不平の声が出かかったころ、祠に着く。祠から鳩ノ巣駅まで急ぎ下り、電車に飛び乗った。

 

 

    Bコース  大岳山  リーダー嘉納(1期)

 参加者7

ケーブル山頂駅1035分出発。 岩石園分岐まではほとんど平坦な広い道を紅葉を愛でつつおしゃべりしつつ歩く。天気が良く歩いていると汗が出てくる。やがて登りにかかり、鎖のかかる岩場の道を越えると大岳山荘に1215分に到着した。見晴台で食事。展望は良く、大山、丹沢連峰、大室山、御正体山、富士山とずらり並んで壮観であった。

1245分に出発して大岳山頂を目指す。最後は露岩をよじ登り、25分で全員登頂。鋸山や御前山を眺めて道を引き返す。

順調に進んだので時間が余ってきた。そこで岩石園の方を廻って返ることにした。谷沿いの道で、秋の風情が強く感じられるすばらしい寄り道であった。

ケーブル山頂駅には1540分に着いた。石神前駅に着いてみると川乗コースの人たちと同じ電車であった。

 

 

Cコース  奥多摩むかしみち  リーダー小林(7期) 

参加者 14

19日快晴の朝、早い方は10時前に、他のメンバーも定刻1100のバス出発までには全員集合。

参加者14名全員無事乗車。バスは臨時バスが何台も出ているにも拘わらず、超満員で途中乗車は出来ないほど。15

分ほどで無事水根バス停に着き、トイレ休憩の後1130出発。最初は舗装道路の登りがしばし続くが、やがて奥多摩湖を眼下に水根集落の中の本日の最高点に達し、その後集落を離れ山道を急下降。途中本来の昔道が崩落したため迂回路へ。ダム建設の為の小河内鉄道のトンネルを通り抜け、中山バス停で国道を横断、その後再び本来の昔道に合流した。

眼下に多摩川の清流を見下ろす「奥多摩むかし道植樹広場」で1210昼食。記念撮影後1250出発し、紅葉の渓流沿いに快適な道を下り耳神様、弁慶の腕抜き岩等をすぎ、白髭神社で再度記念撮影。

急坂を上り詰めたところにある昔大八車馬力の休み場所だったという槐木(さいかちぎ)で往時を偲び、3時過ぎに全員無事奥多摩駅に着き宿舎の「おくたま路」へ向かった。天候に恵まれ全員楽しい一日を過ごせたと思う。

 

 

YWVシニアOBの集い」   司会 服部(7期)小林(7期) 参加者55
昼間のワンダリングの汗を温泉で流した後、宴会場「雲取」にて18時開始。   

 会はまず、1117日に亡くなられた初代OB会長松本氏(1期)へ黙祷をささげる。その後、嘉納会長から2007年の50周年記念事業に関しての話があり、7期橋本明美さんの乾杯の音頭でスタート。
 この「集い」への10回参加者(3名)、シニア月例山行に30回参加者(7名)、50回参加者(9名)と表彰が続き、其々に記念品が贈られた。

続いて各期紹介、1期藤岡さんの前立腺癌を乗り越えた話、6期菅谷さんの闘病状況(娘さんからのメッセージが公開、参加者もメッセージを書いた)、7期八島君の癌との戦いに打ち克ちつつある話しなどが印象に残った。
 シニアの中では一番若い8期もみんな還暦を過ぎ、癌、認知症、高血圧、糖尿病、鳥インフルエンザなどは避けられない年齢になので、それらといかにうまく付き合うかが重要になってきた。
 スライドで見るシニアの活動報告は、今年の月例山行の参加者数、参加率などの統計的データとその折々の写真を弁士塚原月例委員長によって軽妙洒脱に紹介され、楽しいものだった。
 最後はいつもの「みはるかす」合唱と池原君(8期)発声によるエール交換、そして恒例の全員記念撮影で一次会は終了。その後の二次会は22時半まで和やかに続き、さらに零時をまわる頃まで飲み続けたグループもあった。
 翌日は雲一つない青空の下、鷹ノ巣山、棒ノ折山、大多摩ウォーキング、直帰の4コースに分かれ、それぞれのルートで紅葉を楽しみながら帰路についた。また、元気で会いましょうと。 

                               

林(7期)記

 

 

 

             

20日;Aコース  鷹ノ巣山  リーダー吉野(2期)  参加者 12

鷹ノ巣山隊は車5台で宿舎を出発。途中、大麦代に2台デポして峰谷奥へ。登山口の駐車場はガラ空き。940分出発、最初は急な登りだがあとはなだらかな樹林帯の尾根通し、ヒノキからカラマツ、そしてブナ、ミズナラと林相は移り、落葉を踏みながらの尾根道は実に快適。立派な避難小屋のある縦走路にでると、鷹ノ巣山までは急な登りで30分、背後に雲取山も見えてきた。

頂上着1210、南面が開けていて、大岳山、御前山、三頭山は目の前。富士山や南アルプス、八ヶ岳、大菩薩、丹沢等を遠く近くに眺めながら、おいしいお弁当でゆっくり過ごした。

帰路は明るい榧(かや)の木尾根をのんびり下り1540倉戸口に下山、車を回収に。下り標高差1,200mのロングコースで、翌日は太ももの筋肉痛に悩まされたが、充実した1日であった。

 

 

 

 

 Bコース  棒ノ折山  リーダー岡田(6期)  参加者 11

清東橋までバスで入る。奥茶屋でワサビを購入してからワサビ田の中を30分。この後、「棒」のごとき直登が続く。山名の由来はこれか?なんと階段の多いことか。今年も北アに行った某夫妻いわく「今年登った山で一番きつい」と。早坂旦那は二日酔いと格闘。しかし、1時間あまりで明るい超展望の山頂に到着。新宿のビルの反射がまぶしい。

幕の内弁当を楽しんだ後、名栗湖めざして、白石沢を下る。白孔雀の瀧、藤懸の瀧など巨大な岩場を上へ下へとすり抜け、渡渉を繰り返しながら黄葉の中をスリルの2時間。降り立った湖畔の紅葉はすばらしい。

嘉納会長は、GPSの性能確認に疑念を抱く「湖畔なのに何故?」。そこには、さわらびの湯が待っていたのだった。久しぶりのゆったりワンダリング。一同満足ゆえめでたし。

        

 

 

Cコース  大多摩ウォーキング  リーダー谷上4期) 参加者 19

紅葉シーズン真っ盛り、快晴の日曜日ということで、いつもは静かな多摩川の渓谷も大勢の人で混雑していた。われわれ19名の団体もその混雑の原因だが。

古里駅前のセブンイレブンで準備を整えいざ出発。コース前半の古里から鳩ノ巣までは木漏れ日を浴びながら山道を歩く静かなコース。最後の長い登り道では一汗かく。

鳩ノ巣小橋を見上げながら河原で一休み、と思ったのだが、まだ朝早いため深い渓谷には日の光が差さず寒いので、早々に歩き始める。鳩ノ巣から白丸までのコース後半は、紅葉を楽しみながら渓谷に沿って歩く快適な道。白丸ダムでは魚道を見学し、魚道を出たところで偶然にも見つけた陽だまりの、見事に黄葉した銀杏の木の下で楽しく昼食。

われわれ19名のメンバーは健脚揃いだったため予定どおり数馬の切り通しにも寄って、予定より一本はやい電車に乗車できた。まだ1時過ぎだというのに電車はほぼ満席。早い電車に乗れてすわれた。すばらしい天気、すばらしい紅葉、すばらしいメンバーで歩いたすばらしいコースだった。

 

 

 

 

 



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