横浜国立大学ワンダーフォーゲル部

 OB会公式ホームページの開設について

 横浜国立大学ワンダーフォーゲル部は1957年5月1日に当時の1年生だけで発足いたしましたが、以来部員数が増加し、数年を経ずして本大学有数の大きな部に発展し、活発な部活動を展開してまいりました。1968年には創立10周年記念行事として妙高高原に苗名小屋が完成して、現役、OBがともに活動し、かつ憩い、おもいを共にする場として今日まで利用され続けています。部員数は最近少なくはなりましたが、現役部員は精力的に部活動を行っており、ワンダーフォーゲル活動は今も健在であります。また、現在のOBの数は500名を超え、かなりの数のOBが今なお各地においてワンゲル、山行活動を行っております。 OB会が主催する月例山行には、とくにシニアを中心として、毎回30名以上が参加し、すこぶる活発な活動を続けております。

本年2007年に当部は満50年を迎え,現在の現役1年生が51期となりました.OBと現役、YWVの全員でこの輝かしい歴史を祝いたいと思います。

50周年を契機とする事業として、YWVOB会公式ホームページを公開することと、部史編纂事業を開始することを決定し、それぞれを運営する委員会を新設し既に作業を開始しております。公式ホームページにつきましては、本会の活動の歴史と現状をひろく一般の方々にも知っていただくことと会員間の親睦をはかり、情報の伝達を容易にすることを目的にしております。すでに昨年度開設しました試行ホームページにおきまして多くの会員の協力により、非常に充実したページが出来上がっております。これをもとにさらに親しみやすいホームページにできますよう皆様のご協力をお願いいたします。部史編纂事業も会員の皆様のご協力のもと、これまでの50年間に行われた公式ワンダリングの全てに通し番号をつけデータベース化することができたのをはじめとして、部誌「スカイラインの」復刻、OB会報のPDF化、月例山行のデータベース化などが完成しております。今後、部室に所蔵されている莫大な山行記録のディジタル化などを継続してゆく予定です。

50年の歴史を振り返りますと、揺籃時代からの急成長、部則、禁止条項、リーダ制の確立、各期ごとに意欲的なテーマを掲げての夏合宿、路線対立による分裂騒ぎ、悲しい遭難事故、他大学ワンゲルとの交流、山小屋建設と維持管理、部員数の減少による廃部の危機、OB会の初期事務局による経営と第一次月例山行、関西支部の発足、OB会の低迷化、遭難対策費の行方不明とその再確保、シニアOB の月例山行開始、新体制OB会運営の開始など、その一端は50周年記念誌に掲載されておりますが、紆余曲折、波乱に満ちたものでありました。しかし、その中に一筋、YWVに対する熱い思いと山を通じて結ばれた深い友情とが綿々と貫かれているのを見ることができます。 これからも、現役部員、OB会員が集い、山小屋で語らい、山行を共にし、楽しいことに挑戦しつつ、我々のYWVを育ててゆくことを願ってやみません。                                              「OB会会長挨拶」より

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